BeesBuild とは
BeesBuild(ビーズビルド)は、Claude Code・Codex・GitHub Copilot などの AI の開発ツール(ハーネス)を束ねて動かすデスクトップアプリです。製品の全体を先に設計し、それを 10〜20 のブロックに分けて AI のエージェントに一斉に作らせる「ウォーターフォール・スウォーム」を、画面と hb の命令(BeesBuild の CLI)で回します。

できること
BeesBuild を使うと、構想を話すところから、エンジニアの確認を経て公開するまでを、1 つのアプリの中で続けて進められます。
- 構想を話すと、AI が問いを返しながら、設計書・全ページの一覧・画面のキャンバスを作ります。
- 設計図をデータの持ち主ごとのブロックに分け、ブロックごとに統括と開発のスレッドを立ち上げます。
- 数十本のエージェントが同時に作る様子を、地図とコントロールセンターで見ます。止まった所と、人の判断が要る所だけが「人の番」に並びます。
- できた PR は、矛盾と論点を洗い出した束にまとめてエンジニアに渡し、決めた順にマージして公開します。
- 公開の後は、発信・販売・分析の結果を次の設計に戻します。
人がすることは、話す・決める・許す・押すの 4 つです。細かい設計と実装は AI が裏で進め、決まりと試験で自動的に確認します。
4 つの段
| 段 | すること | 人の出番 |
|---|---|---|
| 設計 | 構想・ハーネスの設計・設計図(システムと事業の 2 層)・画面のキャンバス・ブロック分けを、作り始める前に仕上げる | 問いに答える。設計の段の門を通す |
| 作る | ブロックごとにスレッドを立ち上げ、AI が一斉に作る。品質と結合の役(T9)が PR を点検して順に並べ、決まりに合う PR を BeesBuild が順にマージする | 止まった所の手当てと、決めることへの回答 |
| レビュー | PR を束にまとめてエンジニアに渡し、依存の順にマージしてテストする | エンジニアのレビューとマージ |
| 公開 | 門(CI・レビュー・監査・試験の環境・本番の承認)がそろってから、旗で少しずつ出す | 本番へ出すボタンを押す |
段と段の間には「門」があり、条件がそろうまで次の段へは進めません。たとえば公開は、門がそろうまで押せません。
2 層の作り
- ① メタハーネスの基盤:複数のハーネスを束ね、上流(構想・ハーネスの設計・設計図・割り振り)を動かす司令塔です。統括の AI、AI どうしが話す口の Hive Bus、ハーネスの設計と接続、外部サービスとの連携、プラグイン、メモリとスキル、監査と停止、鍵の参照がここにあります。
- ② ハイブの開発環境:外で Claude Code を開かなくても、BeesBuild の中だけで開発が終わる場所です。公式の Claude Code CLI を手を加えずに動かし、CLAUDE.md・スキル・MCP・hooks・プラグインといった公式の差し込み口で育てます。
- セキュリティの背骨:鍵を持たない、権限は最小にする、外の文書の指示に従わない、全部を記録して危ない操作は止める、など 8 つの決まりが、どの層にも同じように効きます。
詳しい構成は全体の仕組みにあります。
ほかの道具との違い
エージェントファースト
画面でできる操作は、全部 hb の命令でもできます。AI は画面を操作せず、hb の命令で設定を変えます。お金・鍵・削除・外部への送信・本番・権限に関わる操作の前には、人に確認のカードを出します。AI が変えた設定は一覧に残り、1 回の操作で元に戻せます。
3 つの主力ハーネスを 1 つの画面で
Claude Code・Codex・GitHub Copilot を主力とし、どれも同じ 7 つの口(始める・渡す・流れを受ける・止める・残りの量・アカウント・健康)で動かします。どのハーネスで動いていても、状態・利用枠・止まりを同じ画面で見られます。
生成物を 1 か所に集める
スウォームで作ると、設計書・PR・決めたこと・引き継ぎ・記録が大量に出ます。BeesBuild は 1 つのプロジェクトに 1 つのフォルダーを決め、全部の AI に同じ絶対パスを渡します。決めごとの記録、引き継ぎリスト、連絡箱、監査の記録も、ハイブごとにまとめて残します。
技術の土台
| 項目 | 中身 |
|---|---|
| アプリ | Rust のコア、Tauri 2、TypeScript と React の画面。コアは画面とは別のプロセスで、利用者のログインの中で常に動く |
| 画面の部品 | React Flow Pro(地図と組み立て図)、Rive(キャラクターと遊びのモード) |
| AI の操作口 | hb の命令(CLI)と、Hive Bus(この PC の中の 127.0.0.1 だけで開く MCP の口) |
| 対応する OS | まず Windows。Mac は Tauri を使って後から。クラウドとスマートフォンはその後 |
| 鍵 | BeesBuild は鍵の値を持たず、1Password などの置き場を参照するだけ |
提供の予定
ベータ版は 2026 年 12 月中に、Windows 版から公開する予定です。新しい機能は旗の裏に入れ、社内、試す人、だれでもの順に開けていきます。範囲と、ベータ版の後に回す物は提供の予定と範囲にまとめています。