利用枠と割り振り
AI の契約には、使える量の上限(利用枠)があります。この画面では、アカウントごとの残りの量とリセットの日を並べ、どの仕事をどのアカウントで動かすかを決めます。上限で止まった仕事は、引き継ぎの文を自動で作り、人が押して別のアカウントへ移します。
画面は 4 つのタブに分かれます。
| タブ | すること |
|---|---|
| 利用枠と割り振り | アカウントとハーネスごとの残り・リセット・受け持ちを見る。AI の割り振りの案を当てる |
| アカウントの組み直し | 残りでできる重い仕事を見て、仕事の置き場所を組み直す |
| 引き継ぎリスト | 枠で止まった時に作った引き継ぎを、最新が分かる形で並べる |
| 枠の財布 | 毎月消えるクレジットを、期限の近い順に使い切る(枠の財布とランニングコスト) |
アカウントの間で仕事を移すのは、いつも人が押した時だけです。上限を足すために、BeesBuild が自動でアカウントを回すことはしません。
利用枠と割り振り

表の欄
| 欄 | 中身 |
|---|---|
| ID | アカウントの短い呼び名(A1〜A6・C1 など)。下の帯の利用枠にも同じ名前で出る |
| ハーネス・契約 | Claude Code・Codex などと、契約の種類 |
| 5 時間・週 | 5 時間ごとの枠と、週の枠の使った割合 |
| 週のリセットまで | 週の枠が戻るまでの時間 |
| 受け持ち | そのアカウントで動いているスレッドの名札(スレッドと名札) |
| 状態 | 動いている・余裕あり・新規は入れない・上限で移す先・予備 |
週の枠が多く使われたアカウントは「新規は入れない」にし、新しい仕事を受けません。上限に当たったアカウントには、移す先の候補が付きます。
残りの読み方
残りの量を読む口は、ハーネスごとに違います。取れる値だけを出し、取れない値は空のままにします。
| ハーネス | 読み方 | 画面の印 |
|---|---|---|
| Claude Code(対話の会話) | 状態の行の rate_limits | 推定・この会話が動いている時だけ |
Claude Code(対話なし・-p) | rate_limit_event と、間を空けた /usage(試験中) | 推定・この会話が動いている時だけ |
| Codex(ChatGPT のログイン) | app-server の account/rateLimits/read(試験中の口) | 推定 |
| Codex(API キー) | 使った量に単価を掛けて数える | 推定 |
| GitHub Copilot | プランの量から使った量を引く | 推定 |
Claude Code の残りを読む公開の REST の口はありません。そのため、会話が動いていないアカウントの残りは取れず、その欄は空になります。ハーネスごとの細かい読み方は、Claude Code・Codex・GitHub Copilotにあります。
使う所
同じ Claude でも、仕事によって使う枠が違います。
| 仕事 | 使う枠 |
|---|---|
| 作る段(サインインした Claude Code) | 契約の利用枠 |
| AI の机・設計の段・分析 | 契約に付く API クレジット(枠の財布) |
| 鍵が無い時・枠が切れた時の予備 | Xroid の AI(Cube で払う。BeesAgent の切り替えの順) |
AI の割り振りの案
「AI に割り振りを任せる」を入れると、AI が残りの量・リセットの時期・ブロックの大きさから、どのブロックをどのアカウントへ置くかの案を作ります。案には 1 行のわけが付きます(例:「残りが多く、リセットまで 5 日」)。
案を当てるのは、人が「この案で割り振る」を押した時だけです。当てた結果は、引き継ぎの記録に 1 行ずつ残ります。どのブロックが、いつ、どのアカウントに移ったかを後から追えます。
複数アカウント

複数のアカウントを使い分ける機能は、高度な設定の中の実験です。既定は切で、入れると画面に「自己責任」と出します。
見つけ方
各窓の Claude Code が、BeesBuild の Hive Bus(この PC の中の MCP)に自分で登録し、残りの量と状態を伝えます。BeesBuild は窓の画面を操作しません。窓をどう開いたかも問いません。まだ登録していない窓は「登録を待つ」と出ます。
CLI のプロファイル
アカウントは、ハーネスの公式の環境変数で設定のフォルダーを分けて使い分けます。道具は改造しません。
| ハーネス | 分け方 | 見本 |
|---|---|---|
| Claude Code | CLAUDE_CONFIG_DIR | 6 つ(A1〜A6) |
| Codex | CODEX_HOME | 2 つ(C1・C2) |
| ほかのハーネス | 公式の分け方がある物だけ | — |
サインインは、利用者が公式の画面で一度だけ行います。BeesBuild は資格のファイルを読まず、持ちません。ログインの状態は claude auth status で見ます(Claude Code)。
受け持ちの決まり
- アカウントは、人・ハイブ・仕事で分ける。
- 同じブロックは、同じアカウントで続ける(文脈を保つ)。
- 上限が近づいたら止めて、人の番で聞く。自動で次のアカウントへは回さない。
- 上限を足すための自動の回しは作らない。
設定のフォルダーを分ける仕組みは公式の物です。ただし、複数の契約の枠を足して使うことは、規約に名指しの決まりがありません。参加者に広げるのは、提供元に確かめてからにします。確認中
Anthropic は、他社の製品が claude.ai のログインや購読の上限を利用者に出すことを認めていません。だから BeesBuild は、窓の外から購読の枠を回す作りにしません(規約の線とライセンス)。
アカウントの組み直し

アカウントごとのカードに、週の枠の使った割合、リセットの日時、残りでできる重い仕事の数(大・中・0)、今の仕事を出します。ログインしていないアカウントは「未ログイン」と出ます。
案の出し方
| 材料 | 読む物 |
|---|---|
| 残りの量 | 各アカウントの週の枠 |
| リセットの日 | アカウントごとの時刻 |
| 仕事の重さ | そのブロックで、これまでに使った量 |
| 連絡の止まり | 返事が 20 分無い → 注意、45 分無い → 組み直しの案 |
案の見本です。
| 案 | 押すボタン |
|---|---|
| A2 は日曜にリセットで、まだ 66% 残っている。片付けの仕事 5 つを A2 の会話で先に回す | 当てる |
| XD・B4 が A4 の 98% で止まった。引き継ぎを作ったので、A5 の調整役へ送る | 引き継ぐ |
| GT の 3 つが A3 に集まっている。重い 1 つだけ別にするか、そのままにするかを選ぶ | 選ぶ |
| ほかのハーネスとの連絡が 47 分止まっている。守りの点検を Codex へ移す | 組み直す |
同じアカウントの中と、アカウントの間
- 同じアカウントの中:リセットの前に残っている量で、片付けの仕事を先に終わらせる案は、設定で自動で当ててもかまいません。
- アカウントの間:仕事を別のアカウントへ移す案は、必ず人が押します。この形で良いかは、提供元に確かめています。確認中
移した記録には、引き継ぎの番号・時刻・ブロック・移す前と後のアカウント・状態(まだ・移した)が残ります。
引き継ぎリスト

上限で止まった仕事を、別のアカウントの会話がすぐ続けられるように、引き継ぎの文を作って並べます。
いつ作るか
| きっかけ | 作り方 |
|---|---|
| 枠で止まった時 | 自動 |
| 組み直しの案を当てた時 | 自動 |
| 人が頼んだ時 | いつでも |
中身
引き継ぎの文には、次の物を自動で集めます。
- 作業のフォルダーの絶対のパス
- 最新のコミットと PR
- 読む順(
AGENTS.md・HANDOFF.md・未読の手紙) - 次の仕事と、してはいけない事
- 終わった時の返し方
文の見本です。押すと移す先の調整役の窓にこの文が入り、コピーして貼ることもできます。
【引き継ぎ #12】XD・B4(ドキュメントの実装)
前のアカウント:A4(週の枠 98% で止まった)→ 新しいアカウント:A5
作業のフォルダー:C:\HB\hives\xd
最新の状態:2026-11-05 02:08 UTC(コミット 3f2a91c・PR #148 の下書き)
読む順:1. AGENTS.md 2. docs\HANDOFF.md 3. mailbox\in\ の未読 2 通
次の仕事:(1) 試験の赤 2 つを直す (2) PR #148 の説明を書く
してはいけない事:push・本番・秘密のファイル
終わったら:mailbox\out\ に結果を置き、引き継ぎ #12 を「移した」にする
どれが最新か
同じ会話の引き継ぎを新しく作ると、前の物は「古い」になり、最新だけに印が付きます。新しいアカウントの調整役が受け取ると「移した」に変わります。
残す所
引き継ぎは、プロジェクトのフォルダーの docs\HANDOFF.md と、BeesBuild の記録の両方に残します。正は BeesBuild の記録で、フォルダーの物は写しです。引き継ぎの文には、鍵や秘密を入れません。
データの型
| 型 | 中身 |
|---|---|
HbAccount | アカウント(ハーネス・契約・設定のフォルダー・状態) |
HbUsage | 残りの量・リセットの日・読んだ時刻・確からしさ |
HbAllocation | ブロックとアカウントの割り振り |
HbMoveRecord | アカウントの間で移した記録 |
HbHandoverItem | 引き継ぎリストの 1 件(番号・中身・状態) |
型の全体はデータの型にあります。