Claude Code
Claude Code は、BeesBuild の既定のエンジンです。BeesAgent・統括・設計と実装のスレッドは、まず Claude Code で動かします。新しい機能も、Claude Code の形から先に作ります(Claude Code ファースト)。
BeesBuild は Claude Code を変えずに使います。公式の CLI を起こし、標準入出力・hooks・MCP でやり取りします。
Claude Code の中の道具
| 道具 | 何をするか | BeesBuild での使い方 |
|---|---|---|
CLI(対話なし・-p) | 外から呼び、流れの出力を受ける | エンジンの主。長く生かして何本も動かす |
| CLI(対話) | 人が端末で使う | 人の作業。hooks で見張る |
| デスクトップの会話 | 人が使う会話 | 人が開く入口。外のプログラムからは動かせない |
| Agent SDK | 自分のプログラムに組み込む | API キーの道。BeesAgent の長い仕事を手元で完結させたい時の予備 |
| MCP | 道具と外のサーバーをつなぐ | Hive Bus もこの形でつなぐ |
| hooks | 道具を使う前などに確かめ、知らせる。HTTP の形でも送れる | 対話の CLI とデスクトップの会話の見張り・危ない操作を止める |
| サブエージェント | 会話の中で子の AI を並べる | 1 つの会話から最大 20 まで。-p でも使える |
| Agent Teams | 仲間の AI を組で動かす(試験中) | -p では使えない。組の仕事は BeesBuild が Hive Bus と統括で回す |
claude mcp serve | 道具(Bash・Read・Edit など)だけを MCP で外に出す。会話は出さない | 使う時は、承認の仕組みをつないだ側で作る |
Claude Code は ACP(エディターと AI をつなぐ決まり)に公式には対応していません。BeesBuild は stream-json でつなぎます。
対話なしの会話を長く生かす
BeesBuild は、claude -p を stream-json の入出力で長く生かして使います。起こし方と細かい決めは、Claude Code の動かし方にあります。
| 項目 | 決め |
|---|---|
| 状態と止まり | stream-json の状態の行(session_state_changed・rate_limit_event・system/api_retry・result)で取る |
| 許可の待ち | --permission-prompt-tool で BeesBuild が受け、確認のカードか決まりで答える |
| 起こす時の指定 | -p の既定が --bare に変わる予告があるので、指定を明示する |
| 続きから | --continue・--resume。同じ名札で起こし直し、3 回だめなら人の番へ |
| 版 | autoUpdatesChannel を stable にし、minimumVersion で下限を決める。使える機能は system/init の capabilities で確かめる |
| 思考の量 | low・medium・high・xhigh・max の 5 段から、役ごとに選ぶ(思考の量) |
デスクトップの会話との関係
デスクトップの会話を、外のプログラムから動かす公開の口はありません。そこで、BeesBuild が動かすスレッドは CLI(-p と裏の会話)とクラウドに置き、デスクトップは人が開く入口にします。
- デスクトップの会話も、Hive Bus(MCP)につなぎます。デスクトップと CLI は MCP の設定を共有するので、つなぐのは簡単です。
- CLI の中の Claude からデスクトップの会話へは、「会話の間のメッセージ」で伝言を送れる見込みです。確認中
- 送るのは CLI の中の Claude なので、使用量が少しかかります。
- WSL の中の CLI と、Windows のデスクトップの間は届きません。
-pを--bareで動かすと、この受け口が切れます。- 届いた伝言は、許可の代わりになりません。
- CLI の会話の状態は、
claude agents --json --allでも読みます。研究版の機能なので、使えなくなっても動く作りにします。 - 人は、スマートフォンから Remote Control や Dispatch で頼めます。
- AI に Claude のアプリの画面を操作させることはしません。
複数のアカウント
- 設定の場所(
CLAUDE_CONFIG_DIR)で、アカウントを分けます。公式の方法です。 - サインインは、利用者が公式の画面で一度だけ行います。BeesBuild は
.credentials.jsonと setup-token の値を読まず、持ちません。ログインの状態はclaude auth status(authMethod・configDirectory)で見ます。 - API キーは、
apiKeyHelperから金庫の参照を読む形で渡します(鍵と接続)。 - 送り手の身元(どのアカウントの、どの会話か)が伝わらないと、返事の宛先が分からなくなり、通信が切れやすくなります。BeesBuild は名札と糸の番号で宛先を保ちます(Hive Bus)。
アカウントの組み直しと割り振りは、利用枠と割り振りにあります。
残りの量
| 会話 | 読み方 |
|---|---|
| 対話の会話 | 状態の行の rate_limits |
対話なし(-p) | rate_limit_event と、間を空けた /usage(試験中) |
公開の REST の口は無いので、会話が動いていないアカウントの残りは取れません。画面では「推定」「この会話が動いている時だけ」の印を付けます。
記録とサンドボックス
- 会話の記録のファイル(
.jsonl)は、版ごとに形が変わるので直に読みません。hooks の入力(transcript_path・last_assistant_message)、OpenTelemetry、stream-json の結果から取ります。 - 会話の記録は既定で 30 日で消えるので、BeesBuild が写しを取って残します(監視と監査)。
- Windows では、Claude Code のサンドボックスを WSL2 か Docker Sandboxes の中で使います(ハーネスの設計)。
- AI の承認は画面からだけにし、Windows Hello で本人を確かめます(隔離と検査と署名)。
書き出す設定
開発ルールとスキルは、1 つの元から Claude Code の形に書き出します。手で直しません。
| 書き出す先 | 中身 |
|---|---|
CLAUDE.md | 短い節だけ |
.claude/rules/ | paths で範囲を絞った決まり |
REVIEW.md | レビューの決まり |
| hooks と許可の設定 | 連絡の決まりから作る止め方 |
.claude/skills/ | スキル |
危ない機能は既定で止めます(disableSkillShellExecution・allowManagedPermissionRulesOnly・strictPluginOnlyCustomization)。詳しくは、開発ルールの書き出しとスキルにあります。
製品に組み込む時の公式の条件
Claude Code を製品に入れる時の公式の条件(Legal and compliance)は、次のとおりです。
| 条件 | 中身 |
|---|---|
| 規約 | 商用の規約に同意し、Claude Code を変えない |
| サインイン | 組み込みのサインイン(Claude のアカウント・利用者の API キー)を消さない・狭めない |
| お金 | 利用者の代わりに払わない・転売しない・仲介しない。利用者ごとに自分の資格でサインインし、提供元が利用者に直接請求する |
| 名前 | 「Claude Code が入っている」「Claude Code で動く」と平文で書くのは可。製品や機能の名前とロゴには使わない |
| 資格 | 資格や session token を集めない・持たない |
だから BeesBuild は、次のように作ります。
- Claude Code と Agent SDK を使う機能は、利用者の鍵か購読(BYOK)だけで動かします。
- 会社の API キーで、利用者(生徒など)の Claude Code を回しません。
- Claude Code は同梱せず、公式の入れ方で入れてもらいます。ログインの方法を縛りません。
- BeesBuild の中の AI の名前は「BeesAgent(Powered by Claude)」です。製品の名前に「Claude Code」は使いません。
個人の購読(Pro・Max・Ultra)は、ふつうの個人の利用が前提です。本人のログインのまま自動でたくさん回す形は、Anthropic に問い合わせています。答えが届くまで、配る版の既定は API キーです。確認中
画面の操作
Claude Code の CLI の Computer Use は macOS だけで、-p では使えません。BeesBuild は、コアから公式の道具を呼んで、専用の環境で動かします(ブラウザーと画面の操作)。
よくある問い
Codex どうしは話せるのに、Claude Code は難しいのはなぜですか
条件つきで「呼ぶ」のは、どちらも簡単です。難しいのは、動いている会話に外から話しかけることです。Codex には外から会話を動かす口(app-server)があります。Claude Code は、対話なしで呼ぶ(-p)・道具をつなぐ(MCP)・知らせる(hooks)ができますが、デスクトップの会話を外から動かす公開の口はありません。BeesBuild は、郵便受け(Hive Bus)で解決します。
裏で Claude Code を API キーで使えば、問題ありませんか
API キーで動かすのは、製品に組み込む正しい道です。費用は使った分で、Max・Ultra の API クレジットも使えます。本人の購読で -p を自動で回すことは、提供元に確かめているところです。ほかの人に配る製品が、claude.ai のログインや購読の上限を出すことはできません。
Claude Code を土台に、裏側を回せますか
できます。長く生かした claude -p を何本も動かし、Hive Bus でつなぎます。状態と止まりは stream-json の状態の行で取り、許可は --permission-prompt-tool で受けます。
Claude Code を表に出さずに使えますか
仕組みではできます(画面なしで動きます)。ただし、製品の名前に「Claude Code」は使えません。購読で使う時のサインインは、本人が公式の画面で一度だけ行い、BeesBuild は資格を扱いません。裏で Claude を使っていることは、利用者に隠さず説明します。
複数のアカウントで、通信が切れるのはなぜですか
送り手の身元が伝わらず、返事の宛先が分からなくなるのが大きな原因です。プロセスが入れ替わると、前の会話を失うこともあります。BeesBuild が名札と糸の番号で宛先を保ち、郵便受けに貯めるので、切れても続きから受け取れます。