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はじめに

エージェンティック・メタハーネス

BeesBuild は「エージェンティック・メタハーネス」です。複数のハーネスを同じ口で束ねて動かし(メタハーネス)、その全体を AI のエージェント自身が命令で操作できる(エージェンティック)作りになっています。

ハーネスの接続の画面。主力 3 つ・サブ 2 つ・高度な設定 3 つのハーネスが、接続の状態と一緒に並んでいる
ハーネスの接続。どのハーネスも同じ 7 つの口でつなぎます画面設計(開発中)・数字は見本

ハーネスとメタハーネス​

ハーネスは、AI のエージェントが仕事をするための道具立てです。Claude Code を例にすると、モデル、ファイルやシェルなどの道具、MCP、CLAUDE.md や許可の設定といった決まり、動かす場所(サンドボックス)をひとまとめにした物がハーネスです。

メタハーネスは、ハーネスを何本も束ねて動かす、ハーネスのハーネスです。BeesBuild は次のことを受け持ちます。

  • 役ごとに、どのハーネス・モデル・場所で動かすかを決める。
  • どのハーネスも同じ口で起こし、状態と止まりを同じ形で受け取る。
  • ハーネスどうしの通信をつなぎ、切れても続きから届ける。
  • 守りの決まり(許可・データの扱い・監査)を、全部のハーネスにそろえて書き出す。

束ねるハーネス​

区分ハーネス主な使い道
主力Claude Code・Codex・GitHub Copilot統括、設計と実装、試験とレビュー
サブAntigravity・DeepSeek画面の試作、下書きと翻訳。どちらも API キーの道で動かす
高度な設定OpenCode・Qwen Code・Kimi CodeACP(エディターと AI をつなぐ決まり)でつなぐ。設定で入れた時だけ

このほか、BeesBuild の中で働く AI として BeesAgent があります。仕事ごとにエンジンを選び、既定は Claude Code CLI です。Grok Build・Muse Code・Cursor・Devin・DeepWiki・OpenClaw・Hermes Agent は、利用規約の確認が済むまで接続の対象から外しています。

それぞれの詳しい扱いは対応するハーネスの一覧にあります。

同じ 7 つの口でつなぐ​

コアRustエンジン(差し込み口)始める渡す流れを受ける止める残りの量アカウント健康適合の試験 20 本Claude Codeclaude -p ・ stream-jsonCodexcodex exec --jsonGitHub Copilotcopilot -p ・ json
コアはどのハーネスにも同じ 7 つの口で話します。ハーネスごとの違いはエンジンの差し込み口が吸収し、適合の試験 20 本を通った物だけをつなぎます。

コアは、どのハーネスにも同じ 7 つの口で話します。

口役目
始めるセッションを起こす。役・作業のフォルダー・使うアカウントを渡す
渡す仕事や追いの指示を送る
流れを受ける出来事の流れ(考えている・道具を使った・許可を待っている・終わった)を受け取る
止める安全に止める。続きから再開できる形で残す
残りの量利用枠の残りとリセットの時刻を、取れる範囲で読む
アカウントどのアカウントで動いているかを名乗る
健康動いているか、応答が返るかを確かめる

口の中身は、ハーネスごとの公式の対話なしの口です。Claude Code は claude -p の stream-json、Codex は codex exec --json、GitHub Copilot は copilot -p --output-format json を使います。適合の試験 20 本に通ったハーネスだけを「接続済み」にします。詳しくはエンジンと共通の 7 つの口を見てください。

エージェントファースト​

BeesBuild の画面でできる操作は、全部 hb の命令(BeesBuild の CLI)でもできます。AI は画面を操作せず、hb の命令で設定を変えます。コントロールセンターで「このハイブのレビューを Codex に任せて」と話すと、エージェントが地図をそのページへ動かし、hb の命令で設定を変えます。

AI に任せられない操作もあります。お金・鍵・削除・外部への送信・本番・権限に関わる操作の前には、必ず人に確認のカードを出します。AI が変えた設定は一覧に残り、1 回の操作で元に戻せます。

切れない通信​

ハーネスどうしは、BeesBuild の中の Hive Bus(この PC の中だけで開く MCP の口)で話します。会話はそれぞれ名札(ハーネス・アカウント・ハイブ・役・会話の番号)を名乗り、手紙は宛先ごとの郵便受けに貯まります。頼みと返事には同じ糸の番号が付くので、途中で切れても、つなぎ直した後に続きから届きます。3 回続けて届かない時は人の番に知らせます。

統括HB-B05-C開発のスレッドHB-B05-T1開発のスレッドHB-B05-T2BeesAgent中の AI横断のスレッドE2 セキュリティ監査クラウドの蜂custom tool で頼むHive Bus127.0.0.1 ・ MCPBeesBuild の画面(人が見る)連絡箱 ・ 人の番 ・ 動きを見る
Hive Bus は、この PC の中(127.0.0.1)だけで開く MCP の口です。AI どうしは名札と郵便受けで話し、人はその記録を BeesBuild の画面(連絡箱・人の番)で見ます。

考えることを先に入れておく​

群れで作る時は、セキュリティや決まりを 1 本ずつのスレッドに任せると抜けが出ます。BeesBuild は、開発の前に考えておくべきことを仕組みとして持っています。

  • ハーネスの設計:役ごとに、ハーネス・モデルと思考の量・動かす場所・サンドボックス・道具・MCP・スキル・API を決め、そこからスキルやエージェントの構成を作ります(ハーネスの設計)。
  • 連絡の決まり:できる・できない・聞くをブロックで組み、hooks・許可の設定・AGENTS.md・スキルへ書き出します。
  • データの扱い:AI ごとに、渡してよい物の段を決め、秘密は隠してから渡します(データの扱い)。
  • セキュリティの背骨:鍵を持たない、権限は最小、外の文書の指示に従わない、全部を記録して危ない操作は止める、など 8 つの決まりがどの層にも効きます(守りの背骨 8 つ)。

生成物を 1 か所で管理する​

スウォームで作ると、設計書・PR・決めごと・引き継ぎ・会話の記録が大量に出ます。BeesBuild は、これらを次の場所にまとめます。

  • プロジェクトのフォルダー:1 つのプロジェクトに 1 つのフォルダーを決め、全部の AI が同じ絶対パスを使います。AGENTS.md・CLAUDE.md・連絡箱・成果物・資料・記録・リポジトリが入ります。
  • 決めごとの記録:問い・選択肢・答え・理由・いつ決めたかを残します。
  • 引き継ぎリスト:最新の引き継ぎに印が付き、受け取られたかが分かります。
  • 監査の記録:ハーネスの会話の記録は既定で 30 日で消えるので、BeesBuild が写しを取り、長く残します。

公式の口だけを使う​

BeesBuild は Claude Code を作り直しません。公式の Claude Code CLI を手を加えずに動かし、CLAUDE.md・スキル・MCP・hooks・プラグインといった公式の差し込み口で育てます。

配る版には Claude Code の本体を同梱しません。利用者が公式の方法で入れ、自分の API キーか契約でサインインします。BeesBuild はログインの資格を扱わず、保存も送信もしません。

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