ビーズビルディングの全体像
ビーズビルディング(BeesBuilding)は、BeesBuild の既定の進め方です。ひと言でいえば、「作ってから売り方を考える」順を逆にする手法です。開発の前に、事業の輪を AI で 1 周回してみます。
何をする手法か
- エコシステムを先に設計する:誰に・何を・どう届け・どう回すかを、1 枚の地図にします。
- 画面と問いで固める:画面を見ながら問いに答え、設計書と画面を作ります。
- 先に作る 4 つを作る:説明のページ・資料のページ・オウンドメディア・プロモーションの動画を、開発の前に作ります。
- ペルソナの AI で確かめる:届く・買う・使えるの 3 段が働くかを確かめます。違和感があれば、設計に戻ります。
- 門を押して、一気に作る:「これなら伝わる、使える」と分かってから、人が門を押します。ウォーターフォール・スウォームで作り、同時にマーケティングとプレイテストを進めます。
2 つの良い所を残す
ビーズビルディングは、アジャイルとウォーターフォールの良い所を残し、合わない所を捨てて、1 つの手法にまとめた物です。
| 元の手法 | 残す物 | 捨てる物 |
|---|---|---|
| アジャイル | 速さ。客の価値を先に確かめること | 小さな土台に足し続けて、後から直すこと |
| ウォーターフォール | 全体の設計。大規模に強いこと。高い品質(ブロック・約束の型・試験・PR の地図) | 最後まで価値が分からないこと |
AI で作るので、作る段は数日から数週間(試験を含めて約 1 か月)が目安です。その間に、マーケティングとプレイテストを並行できます。手法ごとの違いはほかの作り方との比べにあります。
段
| 段 | すること | 出る条件(目安) |
|---|---|---|
| 0 準備 | ログイン・鍵の参照・ハーネスの接続・BeesAgent・利用枠・プロジェクトのフォルダー・外の道具とフォルダーをつなぐ | AI が動かせる |
| 1 エコシステム | チャレンジ・誰(ペルソナ)・約束の 1 文・客の道・お金の形・循環・人と外の仕組み | 主の客と約束の 1 文を人が決めた |
| 2 画面と問い | 画面を見ながら問いに答える・設計書・画面・ブランド・UI と UX の確認・ペルソナごとの学びの道 | 問いに全部答えた。主の客の「最初の 1 つ」が画面の見本で通る |
| 3 先に作る 4 つ | 設計と画面から 4 つを作る。「開発中」「予定」「見本」の印を付ける | 4 つがそろい、規約とポリシーに照らした |
| 4 確かめる | ペルソナの AI に 4 つを見せる・結果を読む・違和感を戻る先へ・門 | 門を人が押した |
| 5 作る | ウォーターフォール・スウォーム(ブロック分け・立ち上げ・PR の地図・実験モード) | ゴールをクリアした |
| 6 並行 | 4 つを「開発中」の印で外に出す・事前登録・プレイテスト・本物の声を設計へ | 事前登録とプレイテストの結果がある |
| 7 出して回す | 試験・守り・公開・反映・基本ループを実の数で回す・シミュレーションの的中率 | ずっと回す |
段 5 と段 6 は同時に進みます。段 6 で届いた本物の声は、段 2 の設計へ戻ります。
島と門
コントロールセンターでは、段を「島」として見せます。島の中には、その段で開くページと設定の点が並びます。島を順にクリアすると、エコシステムの地図の霧が「誰 → 約束 → 道 → お金 → 輪」の順に晴れます。
| 順 | 島(ページの数) | ゴール |
|---|---|---|
| 1 | 準備の島(11) | AI が動かせる |
| 2 | エコシステムの島(8) | 誰に何を届け、どう回すかが 1 枚になる |
| 3 | 設計の島(8) | UI と UX、学びの道が決まる |
| 4 | 先に作る島(5) | 4 つがそろう |
| 5 | 確かめる島(4) | これなら伝わる・使える(門) |
| 6 | 作る島(8) | スウォームが回る |
| 7 | 並行の島(5) | 本物の人で 3 段を確かめる |
| 8 | 出して回す島(5) | 客がいる状態で出し、実の数で回す |
| 横 | セキュリティが安定・お金と枠が安心・チームで作る | いつでも |
コントロールセンターの頭には「段の帯」が出ます。今の段は琥珀、済んだ段は緑の ✓、まだの段は灰色です。BeesAgent は島をクリアするたびに、次の島を 1 行で案内します。
型は強制しません。強い門は、フルの開発へ進む門の 1 つだけです(作る前の門)。本番の前の門は、いつもの公開の決まりのままです。
段 5 で変わること
ビーズビルディングで作る段に入っても、ウォーターフォール・スウォームの段取りはそのままです。変わるのは 2 つだけです。
- 作る前に、先に作る 4 つと確かめた結果がそろっています。
- スレッドの指示に、「この機能が守る約束(説明のページの何番の文)」を 1 行入れます。
作る AI は、自分の機能がどの約束を守るためにあるかを知った上で作ります。
誰向けかで、要る機能が変わる
見本の「教室ノート」で考えます。個人の先生だけが客なら、教室は 1 つで足ります。3 つの教室を持つ運営者が客なら、教室をまたぐ集計が最初から要ります。後から足すと、データの形(教室の持ち主・権限)から直すことになります。
客を先に決めるのは、この種類の作り直しを、作る前に避けるためです。