考え方と仕組み
プロジェクトのフォルダーと記録
BeesBuild では、1 つのハイブに 1 つのフォルダーを決め、全部の AI が同じ絶対パスを使います。Claude Code・Codex・人が手で使う道具のどれも、同じ場所を読み、同じ場所に書きます。
なぜ 1 つのフォルダーか
| 困っていたこと | BeesBuild の手当て |
|---|---|
| データがどこにあるか分からない | 全部の画面の下の帯に、フォルダーの絶対パスをいつも出す。押すとフォルダーの画面が開く |
| リンクが開かない | 「開く」は、BeesBuild が場所を確かめてから出す |
| 「ZIP にして」と言われる | フォルダーのまま渡す。作った物は outputs\ に置く決まりにする |
| 絶対パスを毎回聞かれる | 貼る文と手紙の頭に、いつもパスを入れる |
中身の決まり
C:\HB\hives\kyoshitsu-note
├─ AGENTS.md 全部の AI が最初に読む約束
├─ CLAUDE.md Claude Code 向けの決まり
├─ mailbox\ 連絡箱(in・out・人の番)
├─ outputs\ 作った物(ZIP にしない)
├─ docs\ 設計図・仕様書・決めたこと
├─ logs\ 受け渡しの記録
│ └─ intake.jsonl 取り込んだ物の記録(追記だけ)
├─ kit\ 先に作る 4 つ(版ごとのフォルダーと目録)
├─ personas\ ペルソナ
├─ sim\runs\<実行の ID>\ シミュレーションの依頼・結果・まとめ・終わりの印
└─ repos\ コード(AI ごとの作業の写し)
| 置き場 | 書く人 | 決まり |
|---|---|---|
AGENTS.md・CLAUDE.md | BeesBuild | ハーネスの設計と開発ルールから作る。手で直さない |
mailbox\ | Hive Bus・人 | in は届いた手紙、out は出した手紙、人の番は人への問い |
outputs\ | AI | 作った物を置く。返事には絶対パスを書く |
docs\ | AI・人 | 設計図・仕様書・決めたこと |
kit\・personas\・sim\ | AI | 上書きせず、書き終えたら空の .DONE を置く |
repos\ | AI | AI ごとの作業の写し。正は GitHub |
外の道(手元の CLI・クラウドの会話・貼る文)から来た物には、source.json を添えます。道・道具・アカウントの番号・会話の ID・commit・時刻・指紋(中身のハッシュ)を書きます。
AI ごとの場所の渡し方
| AI | 場所の渡し方 | 書いてよい所 |
|---|---|---|
| Claude Code(デスクトップ) | 会話を開く場所にする | 全部 |
| Claude Code(CLI) | --add-dir で渡す | 全部 |
| Claude Code(WSL) | /mnt/c/… の形で --add-dir に渡す | 全部 |
| Codex | --cd で渡す | outputs\・repos\ |
| Antigravity | 人が手で使い、連絡箱だけにつなぐ | mailbox\ |
決まりから外れる場所に書こうとした時は、許可のカードが出ます(人と AI の分担)。
パスの決まり
- 新しく作る時は、空白と日本語の無いパスにします(例
C:\HB\hives\…)。CLI や台本で引用符の付け忘れが起きないためです。 - 今あるフォルダーも選べます。空白があるパスは、貼る文で引用符を付けます。
- Windows と WSL の両方から使う時は、Windows の側に置き、WSL からは
/mnt/c/…で読みます。
調整役に貼る文
フォルダーを決めると、各プロジェクトの調整役に貼る文が自動で作られます。宛先の AI ごとに、場所の書き方を変えます。置き換えの要らない完成した文で出すので、そのまま貼れます。
あなたは「教室ノート」の調整役です。
作業のフォルダー:C:\HB\hives\kyoshitsu-note
1. 最初に AGENTS.md を読む
2. 仕事は mailbox\in\ の手紙から受け取る
3. 作った物は outputs\ に置く(ZIP にしない)
4. 返事には、ファイルの場所を絶対パスで書く
集まる所
BeesBuild の外で動いたスレッドの成果も、フォルダーの決まった置き場に集めます。集まる所の画面で、取り込みの様子を見ます。
- 見張る:コアがフォルダーの変化を見張り、15 分ごとにも見に行きます。
- 確かめる:
.DONEのある物だけを、型で確かめます。同じ指紋の物は 1 回だけ取り込みます。 - クラウドの結果を取りに行く:クラウドの会話の結果は、ハイブのリポジトリの結果の枝(
beesbuild/inbox。main に入れない枝)に置かれます。コアが取りに行って写します。入力は入力の枝(beesbuild/data)から渡します。 - 貼る結果を受ける:開くだけの会話の結果は、
hb-resultのコードブロックを貼る欄で受けます。型が違う時は、何が違うかを出します。 - 記録する:取り込んだ物を
logs\intake.jsonlに 1 行ずつ足します。
手元に入る口は開けません。外から押し込まれるのではなく、コアが取りに行く形にしているためです。
画面には、道ごとの最後に届いた時刻、送ったのに戻らない実行(2 時間を超えると琥珀の印)、形が違う物、取り込んだ物の記録が並びます。
メモリ
AI に渡す記憶は、3 つの層に分けます。
| 層 | 中身 |
|---|---|
| 全体 | どのハイブにも効く決まりと好み |
| ハイブ | そのハイブの設計・決めたこと・用語 |
| 作業中 | 今の仕事の文脈。終わったら要るものだけを上の層へ |
メモリに入れる物は、人が承認します。外の文書から来た文を、そのままメモリに入れることはしません(メモリ)。