ハーネスの接続とエンジン
このページは、ハーネスをつないで動かす所の説明です。どのハーネスにも同じ 7 つの口で話す仕組みと、出来事を 7 つの状態に写す決まりは、エンジンと 7 つの口にあります。ここでは、画面での扱いと、つなぎ方を組む道具(組み立て図・連絡の決まり・診断)を説明します。
ハーネスの接続

| 段 | ハーネス | 使い方 |
|---|---|---|
| メイン | Claude Code・Codex・GitHub Copilot | 利用者の契約で毎日使う |
| サブ | Antigravity・DeepSeek | 規約に気を付けて使う |
| 高度な設定 | OpenCode・Qwen Code・Kimi Code | 既定は切。自分で入れる |
ハーネスごとの札には、外から動かす口・つないだアカウントの数・動いている会話の数が出ます。同じ適合の試験 20 本に全部通った物だけを「接続済み」にします(適合の試験と「接続済み」)。通らない物は、高度な設定にも出しません。外したハーネスは灰色で残し、理由と出どころを書きます。
画面の上のタブから、関わる設定にも進めます。
| タブ | 中身 | 詳しく |
|---|---|---|
| BeesAgent | アプリの中で働く AI のエンジン・鍵・切り替えの順 | BeesAgent |
| コーディングの道具 | 同じ画面でいろいろなモデルを使う道具 | BeesAgent |
| 統括の置き場所 | 統括と連絡係をどこに置くか | Hive Bus |
| 立ち上げの束 | スレッドごとの最初の文をまとめた物 | 一斉に立ち上げる |
| 最初の設定 | ハーネスの確認から通知まで | ログインと最初の設定 |
Claude Code ファースト
新しい機能は、まず Claude Code で作ります。ほかのハーネスは、同じ口の型に合わせて後から付けます。
Claude Code の仲間の機能(Agent Teams)は、対話なしの形(-p)では動きません。会話を並べる・見張る仕事は、BeesBuild が Hive Bus と統括で受け持ちます。
エンジンのしくみ

エンジンは、BeesBuild のコアの中で働く手元の裏方です。画面からの頼みを受け、無改変の Claude Code CLI などを起こして見張ります。
| 受け持ち | 中身 |
|---|---|
| プロセスの管理 | 会話を起こす・止める・数を決める |
| 伝言板 | Hive Bus(MCP のサーバー)。会話どうしの手紙を運ぶ |
| hooks の受け口 | 対話の CLI とデスクトップの会話からの知らせを http で受ける |
| 許可の答え口 | --permission-prompt-tool で許可の待ちを受け、確認のカードか決まりで答える |
| GitHub の読み取り | PR・レビュー・担当・CI を読む |
| 一括と連鎖の段取り | 同時に起こす仕事と、順につなぐ仕事を組む(エージェント) |
| 人の番へ集める | 人が答える物を 1 か所に集める(人の番と決める部屋) |
エンジンが読むのは、公式の一覧と hooks と出力の流れだけです。ハーネスの記録のファイルを直に読むことはしません。
会話の種類
| 種類 | 起こし方 | 使う所 |
|---|---|---|
| 統括 | -p を長く生かし、stream-json で入出力する | ハイブとブロックの統括 |
| 作業 | 裏で動かす形と、作業の写し(worktree) | 開発のスレッド |
| 一回きり | -p と JSON の出力 | 判定・まとめ・変換 |
作業の会話を裏で動かして一覧で見る機能は、Claude Code の研究版です。行の形・途中で止める・許可の答えの返し方・設定の渡し方・再開・デスクトップとの間のメッセージを、実機の小さな試しで 1 つずつ確かめてから使います。確認中
認証の 3 つの形
| 形 | 中身 | 向く人 |
|---|---|---|
| 各自のサインイン | 公式の画面で 1 回だけサインインする。資格は CLI が持ち、BeesBuild は読まない | 社内で、自分の契約で使う人 |
| 組織の API キー | 請求は鍵の持ち主へ。設計の段(API)もこの鍵で動く | チーム・配る製品 |
| 会社のクラウド | Amazon Bedrock・Google Vertex AI などの会社のクラウドの資格を使う | クラウドの契約で AI を使う会社 |
製品として売る時は、お客さま自身の API キーか、お客さま自身のサインインで動かします。会社の契約の枠を、代わりに使わせることはしません。Claude Code を組み込む時の公式の条件は、Claude Codeにあります。
費用と枠の歯止め
| 段 | 見る数 | 歯止め |
|---|---|---|
| 設計の段(API キー) | 今日の費用と上限 | 会話ごとに予算で止める(--max-budget-usd) |
| 作る段(契約の枠) | いちばん減っている枠の割合 | 枠の見張りが、決めた割合で止めて予備へ回す |
費用は API の使った量から、枠は状態の行から読みます。止まった印(残高が無い・上限に当たった)は費用の知らせへ渡ります(止まった印を費用へ渡す)。
ハーネスどうしの通信
送る側から受ける側へ、直に届くかどうかの表です。
- ◎:公式の口で直にできる
- ○:BeesBuild を通せばできる
- △:条件つき(API キーなら・本人のログインなら・確かめ中)
| 送る側 → 受ける側 | Claude Code CLI | デスクトップの Claude Code | Codex | Antigravity | DeepSeek | BeesBuild |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Claude Code CLI | ○ | ○ | ◎ | △ | ◎ | ◎ |
| デスクトップの Claude Code | ○ | ○ | ○ | △ | ○ | ◎ |
| Codex | △ | ○ | ◎ | △ | ○ | ◎ |
| Antigravity | △ | △ | △ | — | △ | △ |
| BeesBuild | ◎ | ○ | ◎ | △ | ◎ | — |
- Claude Code CLI から Codex:
codex execを呼びます。続きはcodex exec resumeです。 - Codex から Claude Code CLI:シェルから
claude -pを呼べば動きますが、アカウントが複数あると、誰として誰に送るかが崩れやすくなります。BeesBuild を通します。 - デスクトップの会話へ:外から入る口がありません。デスクトップの会話が、BeesBuild の連絡箱を見に来ます。
- Antigravity:自動の仕事は Gemini API(API キー)で動かします。個人の契約の CLI を、ほかのアプリから動かすことはしません。
組み立て図

組み立て図は、どのハーネスとどの AI が、どの道でつながるかを、図を見ながら組む画面です。六角形をばらすと、つながりと決まりが見えます。
| 置く物 | 例 |
|---|---|
| エンジン | Claude Code CLI・Codex CLI・Copilot CLI・Agent SDK・Antigravity(サブ)・DeepSeek(サブ) |
| つなぎ | 直のつなぎ・Hive Bus(MCP)・連絡箱(ファイル)・中継の CLI |
| 置き物 | プロジェクトのフォルダー・人の番(許可)・予備 |
| 決まり | できる・できない・聞く |
線の色と形で、状態が分かります。
| 線 | 意味 |
|---|---|
| 緑の実線 | 規約の確認が済んだ道 |
| 琥珀の線 | 確認を待っている道(人の答えが要る) |
| 紫の点線 | 連絡箱だけでつながる道 |
| 灰の破線 | 予備・別の道 |
| 二重の線 | Hive Bus で手紙を運ぶ道 |
道を選ぶと、右に通信の形(起こし方・やり取りの形・続きからの再開・動く場所)と、間に入る物が出ます。間に入る物は 3 つです。
| 間に入る物 | 中身 |
|---|---|
| 直 | エンジンを直に起こす |
| 中継の CLI | 間に Claude Code CLI を 1 つ置き、会話どうしの伝言で渡す(試し) |
| 1 つで複数 | 1 つの CLI が、サブエージェントで複数の仕事を回す |
- 置く:使うエンジンと役を図に置きます。
- つなぐ:引いて置き、つなぎ口どうしを線でつなぎます。
- 決まりを付ける:道ごとに、できる・できない・聞くを付けます(次の節)。
- 確かめる:下の帯で、規約の確認が済んだ道・確認を待つ道・連絡箱だけの道・別の道の数と、フォルダーの外に書く道・秘密に触れる道の数を見ます。後の 2 つは 0 にします。
- 試しの手紙を流す:本物の仕事の前に、試しの手紙を全部の道に流します。
- 書き出す:決まりを、各ハーネスの設定へ書き出します。
利用者の購読(本人のログイン)で CLI を自動で回す道は、提供元への確認の答えが届くまで、人が見ている時だけ動かします。確認中
連絡の決まり

連絡の決まりは、役ごとに「いつ・何をしてよいか」をブロックで組む画面です。同じ決まりが、どのハーネスでも同じ意味で効きます。
| ブロック | 中身 | 例(実装の役) |
|---|---|---|
| とき | 決まりが効く場面 | 統括から仕事の手紙が届いたら |
| できる | してよい事 | プロジェクトのフォルダーの中を読む・書く。テストとビルドを動かす |
| 聞く | 人に聞いてからする事 | 新しい道具を入れる・初めての外の先に送る |
| できない | してはいけない事 | push・デプロイ・本番につなぐ。秘密のファイル(env/・.env*・鍵)を読む。フォルダーの外に書く |
| 送る | 終わった時に返す物 | 結果と記録を、同じ糸の番号で統括へ返す |
| 枠 | 枠の決まり | 週の枠が 80% を越えたら止めて、予備へ回す |
| 規約 | 規約の待ち | 本人の購読での自動は、答えが来るまで切 |
ハーネスごとの止め方
止め方はハーネスごとに違います。BeesBuild が、決まりを各ハーネスの止め方に写します。
| ハーネス | 止め方 |
|---|---|
| Claude Code | hooks で、道具を使う前に止める |
| Codex | hooks で止める。許可の段とサンドボックスも使う |
| GitHub Copilot | hooks で確かめ、記録する |
| Antigravity | 機械では止められない。人が動かすので、決まりを連絡箱の手紙の頭に書いて渡す |
| 予備(Xroid の AI) | 道具を持たないので、止める物が無い |
全部の決まりに止める仕組みがあるか、人の注意だけで守る決まりが残っていないかを、画面の下で確かめます。
決まりが破られそうになった時
- 止めて、記録を残します。
- 人の番に知らせます。
- 同じ事が 3 回あれば、決まりの見直しを提案します。
書き出し
決まりは、次の 4 つへ一緒に書き出します。
| 書き出し先 | 中身 |
|---|---|
| AGENTS.md の約束 | 役ごとの決まりの文 |
| hooks | 止める物 |
| 許可の設定 | 読めない物・聞く物 |
| ハーネスの設計のスキル | 決まりの考え方と、ハーネスごとの写し方 |
4 つは一緒に変わります。書き出した物を手で書き換えた時は、組み立て図に戻して合わせます。開発ルールとスキルの書き出しも、同じ一つの元から作ります(指示書を一つの元から作る)。
診断

診断は、今どの会話が、どこで、どう動いているかを確かめ、危ない所を直す画面です。
いつ診断するか
- BeesBuild を起こした時
- 毎日 1 回
- フォルダーを移した時
- 「いま診断する」を押した時
見る物
会話ごとに、名前・アカウント・場所(フォルダー)・動く所(Windows・WSL・Docker)・サンドボックス・状態を並べます。
| 危ない物の例 | 直す案 | 直し方 |
|---|---|---|
.env に鍵らしき物がある | 鍵を 1Password へ移し、.env は参照だけにする | 1 つずつ聞く |
| フォルダーを移した後、古い道を見ている | 新しい道を知らせ、引き継ぎを作る | 自動 |
| サンドボックスの無い会話が、外へ書ける | WSL2 のサンドボックスの中で開き直す | 1 つずつ聞く |
| 止める hooks が入っていない | 止める hooks を入れる | 自動 |
| 同じリポジトリを、2 つの会話が直に書く | 会話ごとの写し(worktree)に分ける | 自動 |
| 普段のブラウザーにつなぐ道具が入っている | 外すかを聞く | 1 つずつ聞く |
- 鍵らしき物は、場所と行の数だけを出します。値は読まず、写さず、画面に出しません。
- 見るのは、登録した作業のフォルダーだけです。
- 普段のブラウザーにつなぐ道具(Playwright MCP の拡張や CDP でつなぐ指定、playwright-cli の attach など)を見つけたら知らせます。BeesBuild がエンジンに書き出す Playwright MCP は、毎回まっさらな形(
--isolated)で、手元とステージングだけに使います(ブラウザーと画面の操作)。 - エンジンの設定に Google Colab の CLI やリモートの MCP が直に入っていたら、BeesBuild の口(Hive Bus の仮想マシンの道具)へ移すかを聞きます(仮想マシンと Google Colab)。
直し方
- 今の形を写す:直す前に、今の設定を写して残します。いつでも戻せます。
- 危なくない直しは自動で:新しい道を知らせる・止める hooks を入れる・会話ごとの写しに分ける。
- それ以外は 1 つずつ聞く:鍵の移動・サンドボックスの開き直し・消す物・フォルダーの外・本番に関わる物は、1 件ずつ人に聞きます。開き直すと、その会話は一度止まります。
- もう一度診断する:直した後に診断し直し、組み立て図の勧めの形に近づいたかを見ます。
直した物は全部記録し、週のまとめに出します。
フォルダーを移す時
フォルダーは、BeesBuild から移します。移すと、関係する会話に新しい道を知らせ、届いた数を記録します(例:知らせた 4・届いた 4)。届いていない会話があれば、印を付けて残します。
Claude Code と同じフォルダーで画面を作る
画面のキャンバスは、Claude Code と同じフォルダーで作れます。Claude Code が元のコードを直すと、ビルドで Claude の画面(アーティファクト)用の形と、BeesBuild で見る形が同時にできます。
| ファイル | 中身 |
|---|---|
canvas.json | 画面の並び・矢印・メモ |
project/*.dc.html | Claude の画面(アーティファクト)用 |
preview/*.html | BeesBuild で見る形 |
src/*.mjs | 元(画面を作るコード) |
shots/*.png | 確かめの画像 |
- 作る:Claude Code と話しながら、画面を作る・直します。
- 送る:ビルドして、アーティファクトに送ります(版が 1 つ上がります)。
- 出す:BeesBuild が同じフォルダーを読み、画面のキャンバスに出します。
- 頼む:BeesBuild で直した所は、指示として Claude Code に渡します。
- 合わせる:両方で変わった時は、Claude Code の版を正にし、BeesBuild 側の差を残します。
どちらで直しても、元に戻して作り直します。アーティファクトへ送れるのは Claude Code の会話の中だけなので、BeesBuild は、送る時に Claude Code の会話へ頼みます(設計図 ① システム開発)。
データの形
| 型 | 中身 |
|---|---|
HbHarness | ハーネス(段・動かす口・接続の状態) |
HbEngine | エンジン(起こし方・版・できること) |
HbEngineRun | 1 回の走り(止まった印を種類つきで持つ) |
HbRunEvent | 走りの出来事の流れ |
HbRule | 連絡の決まりの 1 ブロック |
HbDiagnosis | 診断の結果(見つけた物・直す案・直した記録) |